「3×E」に込めた想いを実現するフライングディスク授業
~Education(教育)・Experience(経験)・Euphoria(幸福感)~
2024年11月9日、さいたま市立河合小学校で行われた「かわいドリーム塾」にて、フライングディスクの授業を担当しました。この取り組みは、子どもたちがスポーツを通じて学び、挑戦し、楽しむことで成長する場を提供することを目的としています。私たちの象徴である「Threee」の理念「Education(教育)・Experience(経験)・Euphoria(幸福感)」、通称「3×E」に基づいた活動の一環です。
教育(Education):遊びの中で学ぶ「戦略とチームワーク」
授業はウォーミングアップからスタートしました。フライングディスクを使った「まるばつゲーム(Tic-Tac-Toe)」は、子どもたちが楽しみながら戦略と協調性を学ぶ工夫が満載のアクティビティです。
1. 準備:9つのマーカーを3×3のグリッド状に並べる。
2. ディスクの使用:異なる2色のディスクを用意し、これを「〇」と「×」の代わりに使う。
3. 進行方法:2チームに分かれ、上級生と下級生のペアで参加。
– 下級生がディスクを置く役割、上級生が置く場所を指示する役割を担当。
– 手をつないだ状態で、スタート地点からマーカーの場所までリレー形式で移動。
子どもたちは、ペアで協力しながらディスクを置き、勝利を目指して何度も挑戦しました。この活動は、年齢や視野の違いを考慮しながら行われ、戦略的な思考やコミュニケーション能力を引き出す狙いがあります。また、見守る保護者たちからも「ドキドキする!」と大好評でした。
経験(Experience):フライングディスクの基本を体験する
ウォーミングアップの後は、フライングディスクの基本的な扱い方を学ぶ時間です。「アルティメット」や「ディスクゴルフ」など、フライングディスクを使うスポーツの土台となる技術を子どもたちに伝えました。
基本技術の指導内容
1. キャッチの方法:ディスクを両手で受け止める基本的なキャッチの仕方を指導。
2. スローの方法:バックハンドスローを中心に、正確に投げるコツを教えました。
– フォアハンドスロー(サイドスロー)は難易度が高いため、お披露目のみで子どもたちには見学に留めてもらいました。
その後、2人1組のペアを作り、向かい合ってパスの練習を開始。子どもたちは楽しみながら、ディスクの軌道や力加減を少しずつ学んでいきました。最終的には「1分間でどれだけ多くのパスをつなげられるか」を競い合い、教室内は大いに盛り上がりました。
幸福感(Euphoria):成功体験がもたらす笑顔と達成感
授業の終盤では、さらにダイナミックな活動として「ラン&キャッチ」を実施しました。私がディスクを投げ、走る子どもたちがキャッチを試みるというシンプルなゲームですが、ここには「挑戦」と「達成」の要素が詰まっています。
最初はディスクの軌道が読めず、思うようにキャッチできない子どもたち。しかし何度も挑戦するうちに、ディスクの飛び方や落下地点を予測するコツを掴み、次第に成功する姿が増えていきました。その瞬間の喜びや達成感が、子どもたちの表情に溢れていました。
これこそが「3×E」のEuphoria(幸福感)です。スポーツを通じて自分の成長を感じ、周りと喜びを共有することで得られる幸福感。この経験が子どもたちの記憶に残り、未来への活力になればと願っています。
フライングディスクの可能性を広げる
今回の授業を通じて感じたのは、フライングディスクが持つ無限の可能性です。「アルティメット」ではチームプレーの重要性を学ぶことができ、「ディスクゴルフ」では個人の集中力や創造性が試されます。このようなスポーツは、教育現場での新たなツールとしての活用価値が高いと感じました。
さらに、フライングディスクの特性上、子どもから大人まで誰でも楽しむことができ、コミュニティ全体をつなぐ力を持っています。「Threee」の象徴であるフライングディスクを通じて、今後も教育、経験、幸福感を提供する活動を続けていきたいと考えています。
今後の展望
12月には、さいたま市内の別の小学校でのフライングディスク授業を予定しています。この活動を通じて、より多くの子どもたちがフライングディスクの価値を実感し、自らの成長や達成感を感じられる場を提供していくつもりです。
また、将来的には全国各地でフライングディスクの魅力を広め、「アルティメット」や「ディスクゴルフ」などをもっと多くの人に知ってもらうことを目指しています。フライングディスクが生む教育、経験、そして幸福感を、多くの人々に届けたい。それが私たち「Threee」の使命です。
「Education」「Experience」「Euphoria」という「3×E」をコンセプトに、フライングディスクを活用した授業や活動を展開しています。このスポーツを通じて、子どもたちや地域コミュニティに新たな学びと喜びを提供し、未来に向けた希望を育んでいきます。
株式会社Threee
代表取締役社長 村岡